用語説明
方位(方角)について
北東・・・艮(ゴン)
東・・・・・震(しん)とも言う
南東・・・巽(ソン)
南・・・・・離(リ)とも言う
南西・・・坤(コン)
西・・・・・兌(ダ)とも言う
北西・・・乾(ケン)
北・・・・・坎(カン)とも言う
中央・・・中宮
十干とその意味について
甲(きのえ)・・・・・元気良く早い時。
乙(きのと)・・・・・甲より元気は落ちるが、世間に活動を始めるのは甲よりも早い。
丙(ひのと)・・・・・総て物事が一時にパッと発揚する。
丁(ひのと)・・・・・丙に比べて力がやや薄いが、物事は総て丙よりも早く成熟する。
戊(つちのえ)・・・総て物の変化が激しい所。しかし物を養成する。
己(つちのと)・・・戊とほぼ同じ意味だが、激しさが幾分弱い。
庚(かのえ)・・・・・総て物の堅実な所で、良い意味の変化がある。
辛(かのと)・・・・・うんと物が固まって融通が利かない所がある。変化もある所。
壬(みずのえ)・・・沈滞する傾向がある。第二の活動を待つ。
癸(みずのと)・・・壬とほぼ同じ意味だが、若干変化の兆しもある。
十二支とその意味について
子(ね)・・・・・物の初め。動揺。善悪の岐路。消極的にして引き締める。しまりやで吝嗇。
丑(うし)・・・・物の発生する端緒。まだ沈滞状態。凝結。物に凝り、むっつりする気味あり。
寅(とら)・・・・発生してやや世間に出た時。黒白が明らかになる時。掛け引き上手。
卯(う)・・・・・・世間に現れ出たがまだ渺(びょう)たる有様。のんびりして元気良い。尊大で軽率。
辰(たつ)・・・最も元気旺盛。伸びる。縮む事を知らない。陽気で賑やかな事を好む。楽観主義。
巳(み)・・・・・盛んになると共にやや止まりかげんで進退相半ばする。社交上手。商売うまい。
午(うま)・・・・総て物の極点。変わりやすく移り気がある。積極的ですがパッと熱して直に冷める。世間が広い。
未(ひつじ)・・陰陽の岐路。元気にして憂鬱。積極的にして消極的。物の衰え始め。考え深く老人じみて、取り越し苦労がある。
申(さる)・・・・ゆっくりした気味はあるが、変化の意味が充分ある。智恵がある。先を見通して物に通じている。故に掛け引きが上手で人の罠にかからない。
酉(とり)・・・・・沈着の意味を持ち活動を好まない。9月の収穫を意味している。貯蓄を好み吝嗇。聞く事を知らない。
戌(いぬ)・・・守成にして伸びる意味はない。守るなり。滅ぼすなり。明日の活動に対する準備の時。活動力なく落ち着きがある。
亥(い)・・・・・発展の意味がなく、只結実する形。貫く気象がある。我意を通さないときかない。
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